はいさーい!あやのです。
さて!今回は塩分0.6%の計り方について〜塩以外の調味料編〜です!
以前の投稿の続編で、塩以外の調味料(醤油や味噌などの塩分入りの調味料)の計り方や、これらの調味料を使うときに気をつけることについて書いてみました。
ん?塩分0.6%ってなんぞや?なんで美味しくなるの?という方は、以前に投稿した「味が決まる!魔法の塩分0.6%の計り方を解説!」の記事から見てみてください😊
塩分を把握すれば、料理の味付けはかなり楽になります。私は塩分0.6%を知って取り入れるようになって、本当に料理に向き合うのが楽になりました。
目次
塩分0.6%の計り方のおさらい
さて、前回のおさらいです。
料理を美味しくするコツはいくつかあると思いますが、
”調味料を計量して、塩分をしっかり管理する”
これがとっても大事なことの1つ!
で、塩分量の計算式は、 総重量×0.6% です。
総重量とは、野菜や水など、その料理に使う材料の合計の重さ。
例えば、総重量が500gだったら、500g×0.6%=3gなので、
3gの塩を入れる、となります。
詳しく解説!魔法の塩分0.6%〜塩以外の調味料編〜
では、塩以外の調味料の量は、どのように計るのか?
詳しく解説します!
小難しい説明&計算式が出てくるので、”論理はいいからどうやって計るか結論から教えてほしい〜!”という方は、目次から、★この式を覚えたらOK!総重量×3.5%(醤油の場合)★の項目まで飛んで、そこから読んでください!
結局、使うのは簡単な式です!これ覚えたらOKなんで!
使いたい調味料の塩分量を確認する
まず、調味料によって含まれる塩分の量が違います。
なので、使いたい調味料の塩分量を確認します。
どのくらい塩分が入っているかは、商品パッケージの栄養成分表示に書いています。
例えば、↓の写真の醤油の塩分は、約16%です。
ただ、自分の使っている調味料の塩分量を1つずつ確認するのは少し面倒じゃないですか・・?代表的な調味料の大体の塩分含有率(その調味料が含む塩分量の比率)は記事下に一覧表にしてまとめています!ぜひそちら活用ください!
総重量×0.6%÷使いたい調味料の塩分含有率=料理に入れる調味料の量
使いたい調味料の塩分含有率がわかったら、計算式に当てはめます!
総重量×0.6%÷使いたい調味料の塩分含有率=料理に入れる調味料の量
文字で書くと、???ですが、数字を入れると分かります!ついてきて〜!
例…総重量500gの料理に入れる醤油の量は?
醤油の塩分含有率は16%とすると、
500g×0.6%÷16%=18.75g
およそ19g!
ちょっと小難しい・・。OK!論理はいいから、次の式だけ覚えとこう!
★この式を覚えたらOK!総重量×3.5%(醤油の場合)★
料理に加える調味料の量は、例えば醤油・味噌なら、
総重量×3.5%(醤油の場合)
総重量×5%(味噌の場合)
この式で一発で求められます。
総重量にかける比率は、0.6%をその調味料の塩分含有率で割って出せます。
醤油なら、o.6%÷17%×100=3.5% (塩分含有率17%の醤油の場合)※
※計算が楽にできるように、醤油の塩分含有率を17%としています。勝間和代さんの著書「勝間式 食事ハック」でも同様の含有率で計算しています。
冷蔵庫に貼って便利!「主な調味料の総重量に対する比率&塩分含有率」一覧表
主な調味料の総重量に対する比率と、塩分含有率は以下の表の通りです!
表内の、”総重量に対して”の部分の、○%を総重量にかけてください!
エクセルデータはこちら。
良かったらダウンロードして改良して使ってください(*^^*)
ブログトップページからもダウンロードできるようにしておきます。
我が家では、料理中にすぐ見られるように、この表を冷蔵庫に貼っています!
めちゃ便利だよ!
ホットクックで料理するときの、具体的な手順
塩を使うときと同じです!
①材料を切る。
②内鍋を計りにのせて、ゼロリセットする。
③材料を内鍋に入れ、重さ(総重量)を計る。
④総重量に対して、使いたい調味料の量を計算し、適量を加える。
塩以外の調味料(塩分入り)を使うときに気をつけること
塩以外の調味料には、それぞれ塩の他にも色んなものが含まれていて、
調味料ごとに、塩味に加えて、辛味、甘味、酸味、旨味などの特徴を持っています。
なので、これらの調味料の量を多く入れるほど、
塩味以外の特徴が強く出て0.6%塩分でも味が決まりづらいです。(塩分含有率が低いものは特に)
ただ、味噌・醤油は、塩味+旨味なので、味が決まりやすいです。
その他の調味料は、塩・醤油・味噌などと半々で使うと、使いやすいよ!
・・・と、また長くなってしまったので、2種類の調味料を使うときの計り方については、またまた次回投稿します!
あと、塩分に加えて旨みも味をきめる上で大事なことなので、追って書きます!
おまけ:料理が苦手でレシピ通りに作っては材料を余らせ途方に暮れていた私が、、塩分0.6%に救われた話
それまでは、レシピ通りに作ることしかできず、冷蔵庫にあるもので炒め物や味噌汁を作るときには何度も味見をして味見しすぎて味がよく分からなくなって、なんだか微妙なものが出来上がって、自分って料理下手だなー苦手だなーって思うことがよくありました。勤務先の料理が上手な人たちにそのコツを聞いても、回数を作るといいとか、いくつかレシピを見て自分でアレンジするといいとかで、やっぱり料理はセンスなのかなーって思っていました。
レシピ通りに作るとなると、レシピにのっている材料がないと、作れないんですよね。で、材料が半端に余ってもどうしたら良いのかわからない。もやもやしていました。
そんなときに、勝間和代さんのブログで勧められていた水島弘史さんの本を読んで、塩分濃度の大切さについて知ったと思います。
その後、思い切ってホットクックを買って、勝間和代さんの塩だけの料理をいくつか作ってみて、とても驚いたのを覚えています。
塩分0.6%で味が決まる!ホットクックとは特に相性が良い!これは本当に感動体験でした。20代の私に教えたい😭
既存のレシピを見るときも、塩分はどの調味料を使ってる?という視点で見ると、覚えやすいしアレンジしやすいです👀
とはいえ、今でもレシピ通りに大さじで分量を計って作るときも、目分量のときも多々あります!
でも、目安が持てるようになったのは、良かったなと思ってます。
では、またやー🌺